「ボカロっぽい音楽」を考える

amazarashi

GWが終わってしまいました。今年は9連休だったので会社への行き方を忘れてしまいそうでした。

ちょっとハチの記事を休憩して表題のことについて最近考えていたのでブログにしようと思います。

こんな記事書いておいてなんですが、結局いまだに「ボカロっぽい音楽とはなにか」についての見解が持ててないのと語彙力が貧弱なのとで、ものすごく抽象的な話を続けるブログになります。

※この記事を書くにあたって@PhiloMandPさんの「ボカロ曲に共通した音楽的特徴はあるか 」を一部参考にさせていただいております。


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「ボカロっぽい」を考える意義

私はくっそ長い記事を書いちゃうくらい米津玄師好きです。


以前の記事でも言及しているとおり、メジャーデビューしたボカロPの中で最も成功しているPと言えると思います。


彼の活躍に特筆すべき点は、ニコニコ出身にも関わらずアニメやゲームなどいわゆるオタク系コンテンツに活動の枠がとらわれていないところにあると思います。


しかしそれ以外にも多くの才能あふれるボカロPがメジャーデビューしているのに、このような活躍の幅に差が出てしまうのはなぜなのでしょうか。


プロデューサーの力、事務所の力、本人の自己ブランディング力、モチベーション、運、、
など様々あると思いますし、「これだ!」というシンプルな答えのない問題でしょう。


ただ、もしニコニコの中でガラパゴス的に成熟した「ボカロっぽい」音楽的な特徴、音楽性があるならば、少しその点が明確になる気がするのです。


オタク系コンテンツにはそういった「ボカロっぽい音楽」は歓迎されるが、それ以外の分野に派生しづらい。


逆に「ボカロっぽい音楽」から方向性を変えれば、もしかしたらもっと多くのメジャーデビューボカロPが様々な分野に活動の幅を広げることが出来るのではないか、そんなことを考えたりしました。





そもそも「ボカロっぽい」音楽は存在するのか

とはいえ私は「ボカロっぽい曲」なんてないのでは、と考えていました。
「ボカロっぽい音楽なんてのはなくて、あるのは個々のボカロPの作家性じゃないか」と。


違う言い方をすれば、ボカロの音楽はその歌を「たまたまボカロが歌っている」だけで、その音楽性の共通項などは存在しないと考えていました。


つまりボカロ曲をそのまま人が歌ってしまえば、ニコニコ動画を飛び出してMステだろうが紅白だろうがに出ても、ボカロを知らない人にも違和感なく受け入れられるものと思っていました。




とはいえ「ボカロっぽい」を定義づけることは出来る気もする

しかし、ボカロ曲唯一とも言える全曲に共通する「ボカロを使っている」という点から音楽的な特徴を見出すことはできるのではないか、と考えました。


音楽を作る際に関わってくるボカロの特性が以下のようなものがあると思います。


良い点
 ・一般的な音楽を作る上でなら無理な音域はほぼない
 ・息継ぎが必要ない
 ・変拍子、転調、超高速発声などを難なくこなす

悪い点

 ・声自体に力を出しづらい
  →味が出づらい、印象に残りづらい


このため「悪い点」をごまかすために「良い点」を前面に出すような音楽作りの方針が一つ考えられます。


例えば

 1.声に力がない分メロディの起伏や集めのコーラスで歌自体の力を底上げする
 2.人に歌えないような歌唱法をさせる     など


しかし1に関しては別にボカロ以外の音楽でも言えることであるし、逆に2に関してはボカロPの中でも一部の人に見られる傾向であって全体を定義づける特徴としては弱い気がします。


さきほど紹介した@PhiloMandPさんの「ボカロ曲に共通した音楽的特徴はあるか 」では音楽のMIXや転調(移調)の傾向について言及しており目から鱗でした。。




ササノマリイはボカロっぽい!

まぁそんなことを考えてはみたものの、頭の片隅には結局「ボカロっぽいなんて定義付けは不可能」という考えがありあまりそれ以上を考えることはしていませんでした。


ところが、ある音楽との出会いが私の頭の中の議論を再燃させました。





ああ、なんかボカロっぽい・・・!


知っている方やましてやファンの方には大変失礼なのですが、私はササノマリイさんの正体を知らずにこの曲を聞いていました。


PVもカッコイイし曲も素敵だし、何よりなんかボカロっぽい音楽に惹かれてググってみるとなんとボカロPではありませんか!(ホントに知らなくてごめんなさい)※ササノマリイについて


しかし、この曲の何が私の頭のボカロアンテナに引っかかったのかがわかりませんでした。


確かにこの曲はボカロっぽい!と思ったのですがその理由がわからなかったのでもう一回定義を見直してみることにしました。
今までの考えも基盤に置きながら、改めて以下のような定義を考えました。

 1.暗い物語性を匂わせる歌詞
 2.多めの楽器隊
 3.サビで一気にアゲアゲになる感じ


そしてこの定義を証明すべく、逆にボカロとは関係ないけどこの特徴を持っているアーティストを探して自分自身のボカロアンテナが反応するかを実験しました。




amazarashiはボカロっぽいか

さて、先程のボカロっぽいの定義(改訂版)とその実験を思いついたときに最初に浮かんだのが「amazarashi」でした。


さらに幸いなことに彼らの音楽を私はほとんど聞いたことがなかった(友人がカラオケで歌ってるのを聞いていた程度だった)ので、ゼロベースに近い状態で音楽を聞くことが出来ました。


さあ、レッツリスニング




いや、これはもう・・・・













ボカロっぽいでしょ!
にしてもPVグロすぎでしょ・・・



アンチボカロのamazarashiファンが居たら大ブーイングの嵐が吹き荒れていそうですが、もう私のアンテナが反応したので異論は認めません。amazarashi(の少なくともこの曲)はボカロっぽい!
やめてやめて刺さないで


エモーショナルに主張するピアノ、暗い歌詞、

これはもうボカロっぽいよ!
メグッポイド、がくっぽいど、ボカロッポイヨ!

やったね、たえちゃん!僕の考えの正当性が証明されかけてるよ!




神聖かまってちゃんはボカロっぽいか

調子に乗って、次に自分の頭のなかで思い浮かんでいた「神聖かまってちゃん」の曲を聞いてみることにしました。
神聖かまってちゃんに関してはアルバムも数枚聞いていたので、心を真っ白の状態に戻し、フラットな状態で聞いてみることにしました。

レッツリスニング












あれれ、なんかコレジャナイ感・・・



かまってちゃんの力が強すぎるのか、ボーカルの子の声の存在感がありすぎるのか






ということでこのブログをそろそろ結びに入ろうと思います。

ボカロっぽい音楽の特徴



 1.暗い物語性を匂わせる歌詞
 2.多めの楽器隊
 3.サビで一気にアゲアゲになる感じ

   ※ただし、神聖かまってちゃんのようなバンド自体の存在感が前面に出すぎている場合は除く




何を言っているのか分からない




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