創作活動は決して趣味にしてはいけないという主張

タイトルが思いつかなかったので明日の(今はまだ10日)日付にしようとしたら9・11だったんですね。なんとなく違う内容にとられそうなのでやめました

前のブログから1ヶ月経ってしまったので広告が出てしまいました。なんとかせめて月1でも更新はしたいところ、と思っていたのですがあまりおもしろいネタもありません。
前のブログでサマソニのレビューしようとか言ってましたが、その後色々わたわたしてた時期で結局タイミングを逃してしまいました。

ということで今日はこの前ネットで見た記事でうろ覚えなのですが創作活動を趣味とすることがどれほど無駄なことかを書かれた記事を読んで、それに絡めて最近会った友人の事とかも含めながら考えたことを書こうかと思います。


まずなぜ創作活動が悪とされるのかというと、その記事によると
1、時間、金の浪費が激しい 
2、敷居が高くなりすぎている 
3、一度身につけた技術を維持するためには常に創作し続けなければならない

みたいな感じでした。もうぐうの音も出ないほどの正論です。

僕も大学院2年生、学生最後の年であるためどうしても学生時代のことを色々と振り返らざるを得ません。
その中でもやはり僕の中で学生生活のかなりのウェイトを割いていたのがこの音楽制作でした。

しかしそこへかけた時間に見合ったものは果たして手に残っているのか、と考えるとたまに悩んでしまうことが正直あります。もっと勉強しておいたら良かったんじゃないか、とか絵の練習や3Dモデリングを学んだりしておけばよかったんじゃないか、ということを考えたりします。


そんな中、先日高校の友人が大学に遊びに来ました。
なぜ大学に、というとその友人も僕と同じで分野を学んでいる大学院生でうちの大学を見たいということでわざわざ電車で1時間半かけてきてくれました。

実は彼の通っている大学は僕も当初第一志望だった大学で一緒にオープンキャンパスも見たりしていたのですが、センター試験が振るわず結局僕は今の大学を受験した経緯があり、何度か僕のほうが彼のもとを尋ねたりしていました。大学院も彼の大学を受けようかとも考えていた時期もあり、そのときもお世話になっていました。

学校を案内しながらお互いにポートフォリオという学生生活の中で自分が制作した作品集を見せ合いました。我々はデザインを学んでおり、デザイン系の学生は主に就職活動で自分の作品をまとめたポートフォリオというものを作って企業に見せたりするのが一般的で、就職活動を行う学年を過ぎた多くのデザイン系の学生が自分のポートフォリオを持っています。

彼とは大学に入ってからも何度か会ってはいたもののこのようにお互いが学生生活のなかで作ってきた作品を見せ合うことは全くしていなかったので、高校卒業からの5年ちょっとの間に彼がどのような学生生活を送り、どのような思いでどのような作品を作り上げてきたのか、そのポートフォリオ見るのが楽しみでした。

まさか彼がこのブログを読んではいないだろうと思いながら書きますが、彼は成績は正直自分とどっこいどっこいくらいで部活も運動部。美術は高校のときの選択(入学前に美術か音楽を選んで1年次のクラス分けがされるのでこれで彼と一緒のクラスになったのがきっかけでした)で1年間週一回でやっていた程度。

ここまで自分と一致しているので(正直絵はかなり上手かったんですが、積極的に絵やイラストを描いているような人ではありませんでした)大学でのスタート地点はほぼ一緒、と考えてこの5年ちょっとの間にどれくらい自分と彼とが歩んできた道に違いがあったのかを見ることが出来るのが非常に興味深く感じられました。
寡黙で真面目なテニス少年、というイメージの彼でしたが持ってきたポートフォリオはそんな彼に持っていたイメージが吹っ飛ぶくらいの華やかな個性と力強い足跡が刻まれていました。

一般的にポートフォリオは大学の授業で制作したものや自分の研究を載せた上で少し学外での活動に触れるというのがセオリーなのですが、彼は大学の授業の作品はほとんど載せずほぼ全て学校の外で自分が1人で行ってきた企業や団体との活動での制作物(ポスター等)や自分の個展の様子など、失礼だけど高校の時の静かなイメージとは全く異なる活動的な彼の姿が載せられていました。

こんなに充実した学生生活を自分の大学でのデザインとを結びつけながら送っていた彼の軌跡は羨ましい限りでした。


そこで自分は、と考えた時に一番最初の話に戻るのですが彼の学外での活動に当たるのが僕にとっては音楽制作だったんだなぁと思ったのでした。
しかしデザインを学ぶ学生が音楽を作っても専門との距離がありすぎるためポートフォリオの肥やしにはなりません。しかもその音楽制作にかけた時間でデッサンや絵を描くことに費やしたり、3Dモデリングなどを学んでいればもっと幅をもって大学生活を送れたのではないかと考えてしまうこともありました。

ここからは自分の専門の大学の話なのですが基本的に美大でない限り大学で絵やデッサンをひたすら教えこまれたり、3Dモデリングなどをきちんと教わる機会というのは少ないです。
それはデザインとひとことに言ってもデザインの歴史を学ぶ学生もいれば、高度な機器を使ってひたすら実験を繰り返している学生もいるからです。
そのため言い方は悪いですが、現代デザインで必要と思われている絵を描くことも3Dモデリングも好きでやるか必要に迫られてやるかということがなければ避けて通れる道なのです。
僕の研究室はそういった技術を比較的求められる分野ではあるのですが、あまりその辺をきちんとやっていませんでした。デザインの他の分野に研究の楽しさを見つけたということが大きいのですが、創作活動にかけていた時間をあとすこしでも絵を描いたり3Dモデリングの練習などに費やせばよかったかなぁと思ったりしました。

特に絵はボカロ曲作りながら自分で絵も、ってやればどれだけ良かったかと思ってしまいます。それならば友人の彼のように自分の好きなことをやりながら大学の研究の肥やしにも多少はなったのに。人に頼ってしまうのは結局は自分の怠慢だったんだとさえ最近では思っています。


そんなことを友人に話したら
「俺あんま詳しくないんだけどボカロPのゆっけって人が研究室の1こ下に居るんだけど知ってる?」って言ってきました。
「なんか本の中で男の子と女の子が走ってるような動画見せてもらったんだけど?」って言うので



この動画見せたら「あ、これだ」と。

こんなに身近に自分の思ってたことをやってる人が居たのか。

これを知って余計今からでも自分でやれることはやろうと思うようになりました。




なんか最初の出だしと最後つながってない気もするけど。


あ、全然関係ないですが今日の夜行で三重の伊勢神宮や滋賀の延暦寺、彦根城、名古屋トリエンナーレなどを見る4泊の1人旅行してきます。
海外を見るよりもまず自国を知ることが大事かなって思う今日このごろ。1人で海外行く勇気とお金が無かったっていうのも大きいですが、まず日本を見て、それを踏まえて来年春には海外を見る、という計画でいます。

あと今新作の発表準備を複数の方に手伝ってもらいながら行っています。それもよろしくお願い致します。

また長くなっちゃった、ではでは
  • Comment:0
  • Trackback:0

Comments 0

Leave a reply