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一回殿堂入りコンピに向けての個人的なこと

最近ニコニコのブロマガばかり書いていてこっちのブログはご無沙汰でした。
お久しぶりです夏帆です。嘘ですマェロです。

ブロマガはコンピの進行状況などパブリックな情報を手短に書き連ねる場として機能させておりますが、こちらではもっと私個人の思いとか進歩状況とかを拙い文章ですがゆるく、そして宛もなく書いて行きたいと思います。(と思って書いていたらホントに洒落になんないくらい長くなったので、小文字表記のところは飛ばしたりしながらペラペラ流す感じに適当に読んでください。)



あ、でもまず7月7日のボーマスにコンピCD出します!詳細は「マェロP ブロマガ」でググってください(適当)
さらに今日コンピ曲の中から小川大輝さん(バベルP)の曲が公開されました!よろしくお願いします!







いきなりなんですが、Twitterでもつぶやきましたが倖田來未のベストアルバムを250円で購入しました。全然関係ないようなことなんですが、実はこれがブログを書こうと思ったきっかけでした。そして今も聞いていますなうです


たまたま同じ日に家に来たヱヴァンゲリヲンQのブルーレイ、
(についているサウンドトラックに入っている)宇多田ヒカルの「桜流し」


この倖田來未と宇多田ヒカルの異なる二人の音楽がまさに私がこのコンピへ提供する楽曲たちに込めた思いを体現しています。


その両者の違いが私のコンピ参加とどう関係あるのか、を以下に説明します。
ノープランで語るのですごく説明が回りくどくなるかもしれませんがご了承ください。書いた後変だったらちょくちょく直します


倖田來未や浜崎あゆみ、古くは小室哲哉などのavex系(一概にavex全てとは言えないのでここではavex系としておきます)、または嵐、AKB、最近だとでんぱ組なんかの一連のアイドル達

これらのカテゴリーの人たちに特に顕著に現れる音楽の傾向として「ビジネスに直結した大量生産大量消費的な性質を強く持つ」ことが挙げられると思います。

つまり音楽が音楽単体としての表現、芸術性が問われているものである言うよりも、何らかの形で他のメディアとの関係を持ちながらそれらの相乗効果で利益を生むことを目指す目的で生産されたものであったり、単にアーティストのアイコンとして消費される存在であるということです。

例えばAKBは握手券とCDを抱きあわせて販売し、記録的なセールスを打ち立てています。その中にある音楽の価値とは何か、と考えるとAKBが歌番組に出て宣伝を行うツールとしてしか機能していないと考えられます。(もちろん曲がいい、と思って買う人もいるとは思いますがそれは極少数でしょう)

そう考えると
要はこの場合音楽に求められる機能としては話題を作って「メディアを通して視聴者をつかむ」ことにあり、それらを制作する人間の個人的な思想や趣味性と言ったものはほとんどナンセンスなものとして切り捨てられているのではないでしょうか。


必要なのはアイドル達を軽快に踊らせるためのアゲアゲなテンポであったり、話題性を出すために制作されるPVを引き立てるためのポップな雰囲気、メディアを通して極短時間でも視聴者を掴むためのキャッチーな曲調であったり、と言った要素。


或いは映画の主題歌であればその映画の最後に流れて人を泣かせるために調整された歌詞であったり、カラオケブーム以降は「カラオケで歌われること」が巨大なビジネスとなったため「カラオケで歌ってもらえる」分かりやすいメロディや、会いたくて震えるような誰でもなんとなく共感するラブソング、応援ソングなどの類もこれらに含まれます。avexは主に後者ですね




ここまで書くと私がこのような音楽に否定的な姿勢をとっていると思われそうですが、決してそうではないです。


ひとつがこれらの音楽は動画サイトでチラ見したりテレビでちょっと見かけたりと言った場面のとにかく短い時間に人へ何らかの行動(主に消費活動)を誘発しなくてはならないという使命を負っているため、出し惜しみなく多くのアイディアが詰め込まれていると言う点です。
それらによって演出される端的な快感は、ツボにはまれば非常に聞いてて気持ちが良いものです。まさにプロの技といえると思います。

特にガラパゴス化されているとも言われる日本の音楽の大きな特徴として「転調、変調などを駆使した劇的な緩急変化」が挙げられると言います。それらもこのような事情の中でチラ見の数十秒の間にも曲の中にドラマティックな展開を盛り込んで人を惹き込みたいという昨今の音楽事情が絡んでいるのではないでしょうか。


もうひとつはプロの音楽家として「仕事」で音楽をやる以上このような流れになるのは必然であること。仕事なんだからお金を作らなきゃいけない、家族を養わなくてはいけない。だから自分の才能と技術を駆使して大量生産大量消費的資本主義の流れの中に乗せて行かなくてはならないという事情があるからです。
そもそもこの音楽を否定したら自分でライブハウスへ足を運ぶなどしてアーティストを発掘するか自分で作って楽しむか、って話にもなってしまいますしおすし


ですが昨今のボカロ曲群もこのような流れを後追いしている形になってしまっているのはやはり少し残念な気持ちがあります。(しかし私も自分の楽曲をカラオケにしたい、とかゲームに収録してもらいたい、といった気持ちからそういった流れに加担している部分があることも決して否定いたしません。)
ですがアンダーグラウンドな環境である意味ではニッチな音楽が多く生産されていたボカロ界隈がビジネスと結びつき、プロ化していく中でボカロ界隈とJ-POPの差がどんどん無くなってきてしまっている現状はやはりちょっと寂しい気がしてしまいます。

ボカロ原理主義的主張を堂々と語れるほど古参ではないですが、昔は音楽好き、ミク好きなオタクの人たちが自分の思い思いの表現でボカロの楽曲を作り、それらをクローズドなコミュニティでいい意味で自己満な作品を見せ合って楽しんでいるような環境があったと思います。しかし今ではCDデビュー、小説化、舞台化などの影響で資本が流れ込みどんどんボカロ楽曲たちもその流れの中でJ-POP化してしまったように感じます。



そこで私がこのコンピへ期待しているのは、そういった大衆的な音楽とは異なるある種の「むき出し感」を感じられる楽曲が集まることです。

コンピ参加者は私を含め「一回だけ殿堂入りしたボカロP」。その中にはコンスタントに高再生数を取りながらタッチの差で1曲だけ殿堂入りしたボカロPもいらっしゃいますが、私を含め基本的には無名の状態から大きくジャンプアップした人が多いと思われます。

そこまで至った要因は時代の流れに合ったネタをタイミングよく提供できたことであるとか、或いは小さなところからじわじわ口コミで火が付いて広がっていったりであるとか様々だとは思われますがいずれも「(JーPOP化された)他の殿堂入り曲にはないむき出しの何か」があったからではないでしょうか。私はこのコンピにそう言った他の作品にはない個性的な作品が集まることを密かに期待していたところがあります。



ここで出したかったのが宇多田ヒカルの「桜流し」です。

これは映画の主題歌ではあるものの「映画を楽しむために音楽を作る前に本編は見なかった」と語る宇多田ヒカルの発言にもあるように、映画の流れを踏まえた上で制作し映画との相乗効果を狙うという一般的な映画主題歌とは違い宇多田ヒカルの音楽への思いがむき出しとなって、音楽単体として自立している作品だと感じました。
映画という他のメディアへの依存度が低い分、映画が下火になったとしても音楽がそれ自体で長く生き続ることができます。「エヴァの主題歌」ではなくあくまで「宇多田ヒカルの楽曲」として作品が成立している。

ピアノを基調としたシンプルな音をバックに、ブルースやジャズを思わせる複雑な譜割りのメロディを重ねる独特な入り。1番、2番と言った構成がなく、最初の緊張感を徐々に高めていくように静かに進んでいく曲構成。3分を越えてようやく現れるサビ(とおもわれる部分)。4分39秒フルで「聴かせる」音楽として非常に美しくパッケージングされている曲であると思いました。やっぱり宇多田ヒカルすげえ

どれも先に述べたJ-POPがあるべき「商業的音楽」の姿とは一線を画しています。曲に極端な緩急をつけて山場を量産する昨今の一般的なJ-POPの考えではこのような構成は考えられない。

YOUTUBEを開きながらパラパラ音楽を漁って数十秒もしないうちに「これは好き、これは嫌い」と振り分けるような聞き方では絶対に味わえない宇多田ヒカルの桜流しのすごさ。

そしてこのご時世にこのような大胆な曲を作る宇多田ヒカルのすごさ。

そしてそれらが単に奇をてらった自己満足的なものとして終わるのでなく、多くの人に届く形で、さらに映画の主題歌という役割もまっとうする絶妙なバランスで桜流しを作り上げた宇多田ヒカルのすごさ。


このような「脱J-POP的」な作者のむき出しの姿が感じられる音楽をこのコンピに密かに期待しています。


そして私は今回2曲制作しているのですが、その2曲ではここで述べた「倖田來未的楽曲」と「宇多田ヒカル的楽曲」を自分なりの作品としてそれぞれ提示するという試みを行います。(私と一流アーティストの名前を並べてしまうだけでもおこがましいですが・・・)

どちらが好き、とかどちらを評価して貰いたいというのでは決してないです。私はどっちも大好きだし全力を込めて現在作っています。
最初からこう考えていたか、というとそうではなくて作りたい曲を作っていたら自然とこういうことが頭に浮かんで制作の舵を切っていきました。

そう言ったことも踏まえながらもしコンピCDを手にとっていただいた時に作品を楽しんでいただきたいと考えております。ニコ動へのアップロードの有無はいずれの曲も未定です。










長い・・・・読んでいただいた方がいらっしゃったらありがとうございました。


ではでは私のコンピ参加曲「東京メイロ」「????(タイトル未発表)」も何卒よろしくお願いいたします。

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